一次体験を起点にしたUX改善の取り組み / Direct Experience Driven UX Improvements

Transcript

1. 2025.9.12 一次体験を起点にした UX改善の取り組み Natsuho Ide / 株式会社ビットキー

2. 共通点・・・？ Designer QA Engineer

3. 品質の高いプロダクト をつくる Designer QA Engineer

4. 「正しく動く」だけでなく「良い体験」も兼ね備えている 品質の高いプロダクト をつくる Designer QA Engineer

5. どうやって体験が良い プロダクトをつくるの？ ユーザーを理解することが重要

6. あぼねこ プロダクトデザイナー 2019年〜ソフトウェアエンジニアとして約1 年開発業務に従事。
 その後デザイナーにキャリアチェンジし、 Web制作会社でアプリやサイトのデザインを 経験した後、2024年に株式会社ビットキーへ 入社。 @avocadoneko 経歴

   職種 MY PROFILE

7. あぼねこ @avocadoneko MY PROFILE 最近こんなことやってます

8. OUTLINE 一次体験の大切さ 共感のための取り組み 共感を活かした改善事例 業務での事例紹介

9. どうやって プロダクトの体験を良くするの？

10. ユーザー体験の良し悪しは ユーザーを理解してはじめて判断できる

11. 体験の改善に関与できるのはデザイナーだけじゃない UX UX UX UX UX Designer Business QA Engineer

    Developer PdM

12. プロダクトの体験の良し悪しは 特別なスキルがなくても使ってみれば誰でもわかる プロダクト 使いやすい！ 使いにくい... 使ってみる

13. 自分自身が実際に使ってみたり 現場で体験すること（= 一次体験）によって ユーザーに共感することができる 自分自身が実際に使ってみたり 現場で体験すること（= 一次体験）によって ユーザーに することができる 共感

14. デザイン思考のプロセス 共感 課題定義 アイデア創出 プロトタイプ 体験の検証 エンパシーマップ ユーザーインタビュー ジャーニーマップ ユースケース洗い出し

    価値仮説 デザインプロトタイプ 実機デモ ユーザビリティテスト アンケート結果 ブレインストーミング スケッチ ア ウ ト プ ッ ト 例

15. デザイン思考のプロセス エンパシーマップ ユーザーインタビュー ジャーニーマップ ユースケース洗い出し 価値仮説 デザインプロトタイプ 実機デモ ユーザビリティテスト アンケート結果

    ブレインストーミング スケッチ 共感 課題定義 アイデア創出 プロトタイプ 体験の検証 ア ウ ト プ ッ ト 例

16. ビットキーについて

17. None
18. None

19. Hardware × Software

20. 多岐に渡るサービスを展開 施設利用 置き配サービス ペットシッター 入退室 賃貸契約 会議室・座席予約 無人受付 入退室 権限管理

    エレベーター連携

21. ユーザーに共感するために 私たちが取り組んでいること

22. ユーザーに共感する方法は3つに分類できる 体験する 観察する 聞いてみる

23. ユーザーに共感する方法は3つに分類できる 体験する 観察する 聞いてみる 補う 一次体験 補う

24. 自分がユーザーになって体験する 体験する 観察する 聞いてみる

25. 体験 workhubをビットキーオフィス・ビルに導入 サービスの一連の流れを 毎日体験できる プロダクトに対する気づきが 日々生まれる！ 顔認証で ゲートを通過 座席へ チェックイン

    会議室予約 〜利用 来訪者受付 メンバーの 居場所を確認 他にも さまざまな機能

26. 体験 現場でスマートロック設置作業を体験 アクティベート bitlock MINI Appでアクティベート 設置業者がドアに設置 想定外の業務フローや環境条件が たくさんあることに気づける 手の塞がり状態・通信が不安定など

    新築の入居前のマンションに行き、 設置〜アクティベート作業を体験

27. 体験 認知的ウォークスルーでオフィスの席予約 本当のユーザーじゃなくても、この方法ならユーザーになりきれる Appで体験 スプレッドシートに記録 席を予約

28. ビットキーでは、QAチームも 一次体験を業務に取り入れている！

29. 体験 1ヶ月間スマートロック設置物件に住んでみる QAチーム 1ヶ月間 入居

30. 体験 1ヶ月間スマートロック設置物件に住んでみる ↑QAチームが書いたレポートから抜粋→

31. 観察する・聞いてみる 視野を広げる 自分の 体験

32. 観察/聞く workhubを利用している他のオフィスへ訪問 ユーザーが悩んでいることや要望を直接聞く 利用中のひとを観察する 導入背景の違いによるニーズの違いを知る ビットキーオフィスとは規模・雰囲気が 異なる環境での使われ方を知れる

33. 聞く 社内でユーザーヒアリング 社内の利用者 ・ざっくばらんにプロダクトが抱えている課題を聞く
 ・特定の機能について詳しく聞く 同じユーザーに定期的にヒアリングするのも効果的 お客様の担当者 ヒアリング対象 聞くこと ユーザーの行動の背景や意図を知ることができる！

34. 観察 離れたところからプロダクトと人を観察 この操作で 迷うのか...! 客観的に見ることでユーザーのリアルな行動を知れる！

35. 体験する 観察する 聞いてみる 誰にでもできる

36. 共感を活かした プロダクトの改善事例

37. 事例１：入退室時のアニメーションをプロトタイプ検証 何をするものなのか近づかないとわからない 体験・観察・ヒアリング 課題 いつも撮影されている感じがする 共感したことから 課題を見つける

38. 事例１：入退室時のアニメーションをプロトタイプ検証 プロトタイプ 作成 検証 最終アウトプット 共感を活かして 良し悪しを判断

39. 事例２：現場で確かめた聞き取れるアラート音 共感があったからこそ「利用環境で確かめる」という発想につながった デバイスから鳴るアラート音を作り、 実際の利用環境に近い場所で 音の聞こえ方を確認した

40. 体験改善の定型化に向けた展望 共感 課題定義 アイデア創出 プロトタイプ 体験の検証 実環境でのテストにより新たなユーザー視点がもてる 作ることで新しいアイデアが浮かぶ

41. まとめ

42. 一次体験は、誰にでもできる品質向上の一歩 まとめ

43. ユーザーに共感することで みんなでいっしょにプロダクトの品質を高めたい！ 品質の高いプロダクト をつくる Designer QA

44. Designer QA 現状は・・・ とっても遠い存在

45. ブースでもお待ちしてます