グッドワン鑑賞。続き。
別のキャンプグループとの会話でサムがなんとか間をとりもとうとしたり、父の過去の行動(勝手に帰っちゃった女の話)に苦言を挟んだりするけど、クリスが見事にスルーして台無しにしていくので、美しい映画だけど落ち着かない、良い意味で。ホモソの何を知っているわけでもないのでこういう言い方あまり好きじゃないけど、マウンティングとか老害ホモソーシャル仕草のお手本みたいだなーと思った。
勝手に帰っちゃった女の話→その人の気持ちも考えなよ→サムが勝手に帰っちゃう女になるので、父と友人は昔からああいうデリカシーのなさだったんだろーな。
グッドワン鑑賞。
なんとなく「こういう美しい自然の中にいると、心身ともに健やかになってわだかまりも消えるよね」みたいな気でいたのだが、わりと決裂してる。しかし、娘にとってはここで父を見限ることは健やかな決裂という気はする。家族とはいえ、というより、家族だからこそ、言ってはいけない・越えてはいけない一線があって、サムとクリスがギリギリで保っていた信頼は、簡単に崩れてしまった。家族だから一緒にキャンプ旅行だってするけど、家族だから「嫌だ」と思った感覚をただ受け入れてほしい。その一つだけでもクリアしていたら、そこそこ仲の良い親子であれたんじゃないかなー。…しかし、最後の石は、クリスとしての「おまえの不満は理解した」の表明だったのかなぁとも思う。いや、言葉でサムにちゃんと謝れよ。
#映画 #映画鑑賞 #グッドワン
HELP 復讐島鑑賞。続き。
男女二人の話だが、ちょっと打ち解けたところで恋愛関係になれるのか?という点で、たとえ婚約者殺しが無くても、地球で最後の二人になっても、互いに見下している相手なあの二人にその目は絶対に出ないと思う派なので、「愛してる」が100%口先にしか見えないのはある意味誠実な映画だ。それはそれとして、セックスはしてるかもなと思う、二日酔いの朝のビーチの手の跡。
飛行機内でリンダのオーディション映像を見るとき、「面白いものを見つけた」と差し出す副社長ポジションの部下/友人に、ブラッドリーがノートパソコンを自分の席まで持ってこさせて序列をわからせるシーンが意外と好き。女性とはまた違う陰湿さを感じる。
HELP 復讐島鑑賞。
似ていると聞いたので事前に『逆転のトライアングル』を見てのぞんだところ、予想以上に一緒の部分もあるが、上司と部下で男女一人ずつなため、こめる皮肉?エンタメ要素?も違っていて、これはこれで良き。『スペル』チックなサム・ライミが見れたのでなんかもうヨシ。むしろ、そのおかげ?で『逆転の~』とよくもゲロ噴射までそろえたなぁみたいな😅
パワハラクソ上司というのはもっともな宣伝文句だけど、部下の方も絶妙に野暮ったく空気が読めない(ブラッドリーがクソなのと関係なく、同僚とのコミュニケーションも微妙)。しかし仕事においては有能だったリンダは島でも有能で、立場の逆転ですらなくて、単に何にもできないお坊ちゃんがちょっとお手伝いができるようになったね☺️という話にとれてしまうのは私の見方が意地悪すぎるか。リンダの方が、行くとこまで行ってしまったなぁ…実践でサバイバル知識が実を結んだことで、箍が外れたというか、頭の中にある計画を遂行してしまえる人間になってしまったというか。
#映画 #映画鑑賞 #HELP復讐島
逆転のトライアングル鑑賞。
わりと全方位に意地が悪いけど、面白いは面白かった。あの状況で「船酔いには食事が効くのか!」ってならないよぉ…クレオソート氏ばりの噴射が多人数で発生するのもひどい🤮🤣
自分の所有物と思っている間は「自由にさせてやってる」的な余裕をかまして他人も見下しているのに、恋人(に当たる人?)が少しでも所有物らしからぬ振る舞いをすると怒りや不満を表すのとか、ちっさくて笑える。そもそも所有物ではない。そこにいる誰もが「対等な人間」ではなく、見た目や財力・能力のランク付けが人付き合いのベースになる。船でも、島でも。でもたぶん、それを低俗だなと思う私も、他人に対してそういうジャッジをしてないと言い切れない。そういう意地の悪さにヒヤっとする。
直近に『細川ガラシャ夫人』を読んだので、カールはむしろヤヤがいない方が不満?から解放されて安寧が手に入るんじゃないかという気がする。それが幸せかはわかんないけど。
一番好きなシーンは、来るべきチップを目標にする接客担当?クルーの盛り上がりに対して、さらっと映される下層クルーのシラケ具合。
#映画 #映画鑑賞 #逆転のトライアングル
ぼくの名前はラワン鑑賞。
難民映画祭の作品の一つというのもあって楽しみにしていた。自分のことを自分で語る、言葉を手に入れることって、フィクションでもノンフィクションでもよくあるし好きなテーマだけど、聾者が、異国で、それを獲得する話なので、より胸に迫るものがある。
序盤のラワンを観ておとなしい子なんだなーって思ってたけど、終盤の生き生きと友人たちと会話する姿はびっくりするほど違っていて、言葉を得て他者に表現できて初めてわかること、"本来の姿"とかよく言うけど、家族どころか本人すら自分の明るくて饒舌な性格をそれまで知らなかったのかもしれないというのがとても面白かったし、勉強になった。
難民という立場の難しさプラス聾唖のハンディキャップの話で、また(後々その感覚は和らぐとはいえ)母国の価値観を引きずって両親が手話をよく思っていないとかのテーマは重いけど、重苦しい映画ではなくて、ラワンの利発さと逞しさ、あとお兄ちゃんの優しさもあって、軽やかな気持ちになる素敵な映画だった。
#映画 #映画鑑賞 #ぼくの名前はラワン #難民映画祭
ウォーフェア 戦地最前線鑑賞。
威嚇飛行の迫力に驚いた。というか、もうかなりビビった。あれ、あんな場所であんなのされたら、マジで怖い。
前作『シビル・ウォー』でもそれまで何とか上手く乗り越えてきたけど突然ダメになってしまう人が出てきた(主人公だった)が、今回はウィル・ポールターがその役目で、ポッキリと折れる人フェチを感じる。創作物における感情としては美味しいけど、こうリアルな作品?状況?でやられると、観てるこっちもわりとダメージを受ける。
サムやエリオットを観ると足蹴るな💢とか無事に助かってくれ!ととても思うんだけど、ふと冷静に(?)市民目線になると、わたしんちに何してくれんのよ💢が後味としてめちゃくちゃ残る。
28年後…白骨の神殿鑑賞。
ヴォルデモート卿がノリノリで踊っていらっしゃる…尊い…いや、それは置いといて。一番のメインだけど置いといて。
幼稚な残虐さと強いリーダーシップの下で結びつく若者グループと、孤高の老賢人ケルソンの対比が印象的。サー・ジミー・クリスタルの残虐さはある意味見どころかもしれないが、やはり前作に感じた、死んでしまったら失われるものの大きさを感じる。
ケルソンとサムソンの結びつき、たまたまなのかわからないけど治癒できたという事実や技術は、もしかしたら今後誰にも伝わらないかもしれない。ケルソンが残したものが誰かに、ちゃんと理解できる人に届くことを願ってやまない。そして、サムソンであるところの、28年前に少年だった彼に、28年間の意識があるのか、これからどうなっていくのか、とても気になる。スパイクたちや1作目のキリアン・マーフィーたち?のことも。
#映画 #映画鑑賞 #28年後 #白骨の神殿
28年後…鑑賞。
映像がめちゃくちゃ綺麗な気がする。去年配信で見た『28日後…』と比べるから余計にそう思うのかも。脚本がアレックス・ガーランドたけど、それと関係なく、映像の質感?緑色の鮮やかさ?に『エクス・マキナ』を思い出した。
感染者、特に"アルファ"の怖さはもちろんあるんだけど、そこよりもスパイク少年の成長と親離れ譚。死にまみれた世界だけど、選択した死、安らかな死が癒しであったことも印象深い。
メメント・モリは人間はいずれ死ぬのだと覚えていろということだけれど、死んでしまったら失われるものがたくさんあるというのも意識させられた。母親の中にしかないもの。例えばスパイクの祖父に関する記憶はもう誰も知る事はないし、襲いに来たあいつを実は母親が殺していた事実?も、スパイクは知らないまま。なんだかそこに美しさと寂しさの両方を感じる。
#映画 #映画鑑賞 #28年後
海辺の映画館-キネマの玉手箱鑑賞。
時間も場所も人もも変幻自在に、戦争の歴史・映画の(おそらく日本映画の?)歴史を辿る旅路。と聞くとなんか面白そうなんだけど、見ると全然違うと思う。歴史、特に日本映画の歴史を知らない/思い入れがないといえばそうなんだけど、あってもたぶん面白くはならないような…。なんなら新選組好きだし、鳥羽伏見の戦いなんてまあまあ興味ある方なのにね。
これは…映画…なのか…???配信で途中で見るのやめたりして何日かかけて見たからまだいいけど、これ劇場で観たらそうとうしんどかっただろうなぁ。フラッシュアニメみたいなところもあって、なんか…安っぽい…。言いたいことはわからんでもないが、どうしてこの形になるのかはわからない。
#映画 #映画鑑賞 #海辺の映画館
コート・スティーリング鑑賞。続きというか、キャストが好きっていう話。
オースティン・バトラーはあまり知らないのだけれど、顔も体も一級品なのに口が半開きでちょっと間抜けっぽく見えるところが巻き込まれ主人公としては最高に似合ってたし、後から読んだらパンフにも「口が半開き」って書いてあってにっこりしてしまった。半開きかわいいね。ゾーイ・クラヴィッツは華奢で顔小さくてスタイル良くてキャットウーマンなので言わずもがな最高だし、マット・スミスなんて11代目ドクターがモヒカンパンクファッションってだけで最高だし、一時『CSI:科学捜査班』にいたリーヴ・シュライバーと、『LAW&ORDER クリミナル・インテント』のヴィンセント・ドノフリオがバディってだけで美味しい。と思ってたらどんどん脱落していくから寂しい😭
コート・スティーリング鑑賞。
キャスト的にすごく楽しみにしていたのと、ポスタービジュアルとあらすじで勝手に期待のレベルを上げてしまったのが良くなかった。巻き込まれムービーは嫌いじゃないんだけど、ハンクの情けない顔を笑ってられるレベルまでならともかく、イヴォンヌが死んだりの巻き込まれ被害が大きすぎて、微妙にすっきりできなかった。
が、ダーレン・アロノフスキー監督だったのを考えると、まあまあそんな感じ…NYの景色とか、ユダヤコミュニティとか、モヤつく結末とか…はわかるなー、とは思う。とはいってもやっぱり、私には、この監督だからこのストーリーでも面白い!とはならなかったけど。(関係ないけど『ブラック・スワン』はめちゃくちゃ好きです)
#映画 #映画鑑賞 #コートスティーリング
チャップリン鑑賞。
前からいくつか作品を見たことはあって、ロバート・ダウニー・ジュニア主演の『チャーリー』もずっと昔に見たことがあるので、その知識は結構役立った。というか、今回彼の人生についてはそんなに深く描かれてるわけじゃないから。あのチャップリンの、子どもたちによる父親評と、ルーツ(かもしれない)ロマについて。
みんなその血統にあることを誇らしげに語るのがなんか面白かった。例えばロマの迫害の歴史とかを、アメリカから追い出された父親に重ねて、余計に思い入れをもってるのかなとも思う。
ロマの音楽といえば私が唯一知っているジャンゴ・ラインハルトの名前が出てきて嬉しかった。ジョニー・デップが『耳に残るは君の歌声』でのロマの役の話をしていたけど、『ショコラ』ではジャンゴの「マイナー・スウィング」を弾いてたし、縁がおありだなぁ。
#映画 #映画鑑賞 #チャップリン
異端の鳥鑑賞。
少年がこれでもかと酷い目に遭う。柔らかい体も優しい心も傷ついて、少しずつ頑なになっていくのが目に見えてわかってたいそう辛い。彼自身が痛めつけられるのもそうだし、いろんな種類の人の悪行?を目撃する役目も負っていて、すごく過酷。その過酷さは、家族と離れ離れにならなければ受けなかった仕打ちかもしれない。だけど、そうじゃなかったらきっともっと酷い目に遭っていた時代でもあって、それを考えるのもしんどい。
最後に自分の名前を書くことが、彼の凍りついた心がいつか柔らかさを取り戻すのかもしれないという希望ではあるけれど、それでもきっと、何もなかったことにはできないという辛さもある。
#映画 #映画鑑賞 #異端の鳥
シャドウズ・エッジ鑑賞。
ジャッキー含め警察側よりも、悪役側兄弟たちの方が魅力的だったかもしれない。顔の良いのを揃えました!みたいなところも、アクションとかの見せ方としても。早着替え逃走とか欧米の映画とかでも良くあるけど、普通にワクワクするから好き。ジャッキーの、見たことあるー!みたいなアクションももちろん面白いけど、映画としては新鮮なものが見たいので、やっぱ悪役側に面白みがあった。
とはいえ、老兵二人の知恵と経験メイン(それはそうと普通に戦闘も激烈強いが)の対面は緊張感半端ないし、捜査を通して…というか特にあの表面上だけ和やかな夕食会で秋果と和解していくのはベタだけど好き。
それにしてもジジイ強すぎなんだよ、まさか全員切り捨て方向に行くとは…。
#映画 #映画鑑賞 #シャドウズエッジ
世界一不運なお針子の人生最悪な1日鑑賞。
選択、選択、選択…。思わぬ共闘や思わぬ相互理解があるし、選択を全部見せてくれるのがゲームブックみたいで面白かった。ルートが糸で示されるのも可愛くて好き🧵
人生に不器用な感じなお針子が、巻き込まれムービーの割にミシンのトリックとかガンガン駆使してくる機転が意外。メインの事件は死んだり殺されたり爆発したりとビッグなんだけど、景色と人々がのんびりのどかで(ウェディングドレスの女性はキレ散らかしてるけど)ギャップが面白かった。
#映画 #映画鑑賞 #世界一不運なお針子の人生最悪な1日
同胞(はらから)鑑賞。
最初はなぜこの人はこんなに上から目線なんだろう…とか、あまりにも会議がぐだぐだしているので不安しかなかったのだけれど、終わってみると「良いものを見たなぁ!」という気持ちに。田舎の体育館でのお芝居だけど、生演奏付きだし結構豪華なのでは…と思ったりもした。青年団の人たちも劇団を迎えるだけじゃなく村人の送迎の手配なんかもしっかりやってて、ぐだついてたわりにやるじゃん!みたいな。それもあるし、最後の「幸福とはそういうものなのではないか」という言葉。『学校』でも「幸福って…」という台詞があったのを思い出し、二重にグッときた。
それはそうと、(別に全然悪い意味ではないんだけど)田舎の人は田舎でそれなりにくっつくみたいな地に足のついた現実感にちょっと驚いた。
#映画 #映画鑑賞 #同胞
モンテ・クリスト伯鑑賞。
子どもの頃にとても好きだった本のうちの一つなので、観られて良かった。とはいえ、子どもの頃に子ども向けの『巌窟王』を読んだきりなので、いろいろと端折ったり細かい設定の変更もあるのだろうけど特に気にならず、脱獄劇と復讐劇の両方を、わりときちんと上手くまとめて見せてくれて満足感がある。特に、脱獄がちゃんとあるのが良い。脱獄モノ、なぜか昔から好き。掘るのが好きなのかなー。前世がモグラだったのかもしれない。
一人…二人…と数えながら破滅させていくのも気持ちいい。心残りといえばモレル商会(の、かわいいお孫ちゃん)を救えたのかどうかが微妙にわかんないことくらいか。たぶんダングラールから奪ったものを返したりしてるんだよね?だよね⁈しててくれ!
#映画 #映画鑑賞 #モンテクリスト伯
雑食性映画好き社会人の映画鑑賞記録用アカウント。劇場で観た新作はネタバレ隠しますが、配信等で見た旧作は感想をそのままあげがち。
本アカ→ @harush11
ここにもいます→filmarks.com/users/harush11