tgamma, tgammaf, tgammal
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ヘッダ <math.h> で定義
|
||
float tgammaf( float arg ); |
(1) | (C99以上) |
double tgamma( double arg ); |
(2) | (C99以上) |
long double tgammal( long double arg ); |
(3) | (C99以上) |
ヘッダ <tgmath.h> で定義
|
||
#define tgamma( arg ) |
(4) | (C99以上) |
4) 型総称マクロ。
arg
が long double 型の場合は tgammal
が呼ばれます。 そうでなく、 arg
が整数型または double 型の場合は tgamma
が呼ばれます。 そうでなければ tgammaf
が呼ばれます。目次 |
[編集] 引数
arg | - | 浮動小数点値 |
[編集] 戻り値
エラーが発生しなければ、 arg
のガンマ関数の値、すなわち ∫∞
0targ-1
e-t dt が返されます。
定義域エラーが発生した場合、処理系定義の値 (サポートされていれば NaN) が返されます。
極エラーが発生した場合、 ±HUGE_VAL
、 ±HUGE_VALF
または ±HUGE_VALL
が返されます。
オーバーフローによる値域エラーが発生した場合、 ±HUGE_VAL
、 ±HUGE_VALF
または ±HUGE_VALL
が返されます。
アンダーフローによる値域エラーが発生した場合、 (丸めた後の) 正しい値が返されます。
[編集] エラー処理
math_errhandling で規定されている通りにエラーが発生します。
arg
がゼロまたはゼロより小さい整数の場合、極エラーまたは定義域エラーが発生するかもしれません。
処理系が IEEE 浮動小数点算術 (IEC 60559) をサポートしている場合、
- 引数が ±0 であれば、 ±∞ が返され、 FE_DIVBYZERO が発生します。
- 引数が負の整数であれば、 NaN が返され、