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perror

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perror
ファイルに対する操作
 
ヘッダ <stdio.h> で定義
void perror( const char *s );

システム変数 errno に現在格納されているエラーコードの説明テキストを stderr に出力します。

説明は以下の内容を連結することによって形成されます。

  • s の指すヌル終端バイト文字列の内容に ": " が続いたもの (s がヌルポインタでなく、 s の指す文字がヌル文字でない場合のみ)。
  • errno に格納されているエラーコードを説明する処理系定義のエラーメッセージ文字列に '\n' が続いたもの。 このエラーメッセージ文字列は strerror(errno) の結果と同一です。

目次

[編集] 引数

s - 説明メッセージを持つヌル終端文字列を指すポインタ

[編集] 戻り値

(なし)

[編集]

#include <stdio.h>
 
int main(void)
{
    FILE *f = fopen("non_existent", "r");
    if (f == NULL) {
        perror("fopen() failed");
    } else {
        fclose(f);
    }
}

出力:

fopen() failed: No such file or directory

[編集] 参考文献

  • C11 standard (ISO/IEC 9899:2011):
  • 7.21.10.4 The perror function (p: 339)
  • C99 standard (ISO/IEC 9899:1999):
  • 7.19.10.4 The perror function (p: 305)
  • C89/C90 standard (ISO/IEC 9899:1990):
  • 4.9.10.4 The perror function

[編集] 関連項目

指定されたエラーコードのテキストバージョンを返します
(関数) [edit]