東京音楽大学 音楽学部 音楽学科 器楽専攻 ピアノ演奏家コース卒業
元テレビせとうちアナウンサー(2015~2019年)
現在フリーアナウンサーとして活躍している。
音大生が自身のキャリアを考えるために、音大生自身が音大卒業後のキャリアについてインタビュー。
今回のゲストは、東京音楽大学でピアノを学んでいた佐竹明咲美さん。
テレビせとうちを経て、現在はフリーアナウンサーとして活躍している佐竹さん。ピアノと就活の両立に奮闘した大学時代や、気になるアナウンサーのお仕事事情、これからのビジョンなど、たっぷりお話いただきました。
厳しい環境に身を置き経験した、挫折と感動
-佐竹さんがピアノを始められたきっかけを教えてください。
ピアノ講師の母の影響で、3歳からピアノを始めました。物心ついた時から、鍵盤の前に座っていたのがきっかけです。
小学校4年生の時に、県のコンクールで一番良い賞をいただくことができたんです。その時に、友達や、両親、祖父母の反応をみて、「こんなに周りの人達が喜んでくれるんだ。もしかしたら、自分の演奏で色んな人を笑顔にできるかもしれないな」と感じたのを覚えています。なので、音楽の道に進みたいなと漠然と思うようになったのは小学校4~5年生の時ですね。
それから高校は、高松第一高等学校の音楽科に進学して、その先は東京音楽大学に進学しようと受験を頑張った、という流れです。
-小学4、5年生の頃から音大まで、一直線で来たのですね。
そうですね。ずっと演奏家を目指してピアノを続けていたので、まさか自分が今こういう仕事をしているなんて、当時の私は思い描いていなかったと思います。
ただ、小学校の頃からアナウンサーという仕事に憧れはあって、一人で鏡の前で食リポの練習をしていたり、レポーターごっこをしたりしていたので、それが現在の職業に繋がっていったのかなと、今となっては感じます。
-東京音楽大学へ進学しようと決めた理由を教えてください。
東京音大を選んだ理由のひとつは、ピアノを師事したい石井克典先生が、東京音大で教えていたからです。
石井先生の演奏がとてつもなく好きで、「一滴でもいいからその音の要素が欲しい」と思っていました。そして石井先生の門下生のみなさんもすごく活躍されていて、尊敬する先輩がたくさんいらっしゃったので、その後輩になりたいという想いもありました。
もうひとつの理由が、大学内の設備が充実しているという所です。練習室の質もすごく高いですし、良いコンサートホールも学内にあって、そういう環境が良いなと思いました。
あとは、東京音大の「ピアノ演奏家コース」というのがすごく気に入りました。
私は、目標がないと自分に甘くなってしまう性格なんですよね。ピアノ演奏家コースは、毎年の実技試験で基準の点数に達しないと、ピアノ演奏家コースにいられなくなってしまうんです。毎年受験のような環境に身を置けるという、ちょっと厳しい環境というのも私は好きでした。