名前空間
変種
操作

namespace

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2012年5月4日 (金) 15:41時点におけるP12bot (トーク | 投稿記録)による版

文法:

    namespace 名前 {
      宣言リスト;
    }

namespaceキーワードを使うと、新しいスコープを作成することができます。 名前はオプションで、省略した場合には無名の名前空間が作られます。 一度名前空間を作成すると、以下の例のように、明示して参照するか、あるいは usingキーワードを使用して参照することになります:

     namespace CartoonNameSpace {
       int HomersAge;
       void incrementHomersAge() {
         HomersAge++;
       }
     }
     int main() {
       ...
       CartoonNameSpace::HomersAge = 39;
       CartoonNameSpace::incrementHomersAge();
       cout << CartoonNameSpace::HomersAge << endl;
       ...
     }

無名の名前空間

名前のない名前空間は、無名の名前空間と呼ばれます。それぞれの名前空間は翻訳単位ごとにユニークな名前が設定されます。 無名の名前空間に対しては usingキーワードを適用することはできませんが、その変わり、usingキーワードがすでに適用されているかのように動作します。

    namespace {
      宣言リスト;
    }

名前空間の別名

名前空間に対して、新しい名前(別名)を付けたり、ネストした名前空間を作ることもできます。

   namespace identifier = namespace-specifier;

関連トピック: using