「cpp/thread/stop token/stop possible」の版間の差分
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< cpp | thread | stop token
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− | {{tt|stop_token}} オブジェクトが紐付いた停止状態を持ち、その状態がすでに停止要求を受け取ったまたは紐付く {{ | + | {{tt|stop_token}} オブジェクトが紐付いた停止状態を持ち、その状態がすでに停止要求を受け取ったまたは紐付く {{|stop_source}} オブジェクトを持つかどうかを調べます。 デフォルト構築された {{c|stop_token}} は紐付いた停止状態を持たず、そのため停止できません。 {{|stop_source}} オブジェクトが存在しない停止状態も停止できません (すでに停止要求が行われた場合は除きます)。 |
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− | {{tt|stop_token}} オブジェクトが紐付いた停止状態を持たない場合、またはまだ停止要求を受け取っておらず紐付いた {{ | + | {{tt|stop_token}} オブジェクトが紐付いた停止状態を持たない場合、またはまだ停止要求を受け取っておらず紐付いた {{|stop_source}} オブジェクトがない場合は {{c|false}}、そうでなければ {{c|true}}。 |
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{{tt|stop_token}} オブジェクトが紐付いた停止状態を持ち、停止要求がすでに行われた場合、この関数は {{c|true}} を返します。 | {{tt|stop_token}} オブジェクトが紐付いた停止状態を持ち、停止要求がすでに行われた場合、この関数は {{c|true}} を返します。 | ||
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2019年12月16日 (月) 01:17時点における版
bool stop_possible() const noexcept; |
(C++20以上) | |
stop_token
オブジェクトが紐付いた停止状態を持ち、その状態がすでに停止要求を受け取ったまたは紐付く std::stop_source オブジェクトを持つかどうかを調べます。 デフォルト構築された stop_token は紐付いた停止状態を持たず、そのため停止できません。 std::stop_source オブジェクトが存在しない停止状態も停止できません (すでに停止要求が行われた場合は除きます)。
目次 |
引数
(なし)
戻り値
stop_token
オブジェクトが紐付いた停止状態を持たない場合、またはまだ停止要求を受け取っておらず紐付いた std::stop_source オブジェクトがない場合は false、そうでなければ true。
ノート
stop_token
オブジェクトが紐付いた停止状態を持ち、停止要求がすでに行われた場合、この関数は true を返します。
stop_token
オブジェクトが std::jthread 由来の紐付いた停止状態を持つ (例えば std::jthread スレッドオブジェクトの get_stop_token() を呼ぶことによって取得した) 場合、この関数は常に true を返します。 std::jthread は内部の std::stop_source オブジェクトを常に持ちます (たとえスレッド内で停止状態がチェックされていなくても)。
例
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